国家試験の問題を出題するするにあたり、問題を難しくするには限界があります
限界のある中で、どのように問題の難易度を上げるのでしょう?
この記事では社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師、国家試験の問題をどのように難易度を調整するのかについて解説したいと思います
私の個人的な考えですが、試験問題の難易度を調整するには限界があると思っています
結論として①単純に問題の難易度を上げる
②文章を長くする
③選択肢に難しいキーワードを入れる
④正しいものを選びなさい・正しくないものを選びなさいという問題にする
⑤「2つ選びなさい」という問題にする
以上、5点についてそれぞれ解説しています
①単純に問題を難しくする
①については単純です。問題の難易度を難しくすることで受験者の思考を停止させ、足止めするのです(そのような意図があるのかはわかりませんが、、、)
国家試験の問題には正答率2〜3割の問題があり、その問題を解くために学習するのは非効率的です
易問題、標準問題、難問題とあるため、難問題は捨て、易問題、標準問題で確実に点を取るようにしましょう!
②文章を長くする
②についてです。問題文を長くすることで、受験者が文章を読むのに時間がかかってしまい、試験時間が短くなってしまいます
特に事例問題は長文化しやすい問題のため、日頃から文章を早く読む練習をしましょう!焦らず回答するためにも必須だと思っています
③選択肢に難しいキーワードを入れる
③についてです。選択肢に難しいキーワード(単語)を入れることで難易度を上げるのです。受験者が知らないようなマニアックな単語。聞いたことのないカタカナ用語などがその典型です
迷っている選択肢があると、全く聞いたこともない選択肢(単語)が正解なのでは?と迷ってしまいますよね
その迷っている間に試験時間が過ぎていくのです、、、
④正しいものを選びなさい・正しくないものを選びなさい
④についてです。問題文の中には
・正しいものを選びなさい・正しくないものを選びなさい
・適切なものを選びなさい・不適切なものを選びなさい
・誤っているものを選びなさい・含まれないものを選びなさい
・該当しないものを選びなさい
と、問題文にちょっとしたひっかけを作るパターンがあります
親切な問題では正しくない、不適切に下線が引かれている場合もあります
しっかりと問題文を読んで回答しましょう。
⑤2つ選びなさい
⑤についてです。これもまた④と重なるのですが、問題文にひっかけを入れるパターンです
正解を2つ選ばないといけないパターンです。これを1つだけ選び、マークシートの回答がズレてしまったら大惨事ですよね
どの試験にも共通して言えることですが、問題文は丁寧に読んだ方が点数に影響します。
特に出題傾向が大きく変わった場合には、問題文にヒントが隠されていることが多いため、
落ち着いて読むようにしましょう!
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